一つ上へ



藍ニュース(2013年4月1日号)

PDF版はこちら


“由良川藍” 復活から31年目の藍! 芽を出しました!


復活から31年目の「種まき」を実施
〜亀岡・綾部・大江から新しい会員を迎えて〜


 天候不順で真夏の暑さかと思うと真冬に逆もどりと寒暖の差がはげしく、心配をしていましたが、春の陽ざしをうけて3月17日午前10時から今年の種まきを行いました。新しい会員さんを迎え12人が参加。  美智子さんのご主人の協力で当日までに何回か耕していただいた共同畑に巾広のうねをつくり、板でたたいて平にし床をつくりました。培養土をしっかりまき、たっぷりの水をまき、その上に一センチ四方に一粒をメドに種をまき、次に土とクンタンをかぶせ、ビニールを張って完了。  新しい会員さんも手ぎわよく作業に参加、今年はたっぷりと、よい苗が育つ事を願う所です。



 津波の被災から二年目
  岩手県に由良川藍の種を送る!


 美山の新道先生のご紹介で、京都で風の工房を開いておられる染作家・斉藤先生からお電話を受け「岩手県湾岸地区障害者を支援する会」に由良川藍の種をお送りしました。「支援する会」を指導し、中心的活動を進めておられる山崎先生が、以前に「泥藍染」をしておられた事から、手業の作品づくり≠ノ藍染めをと三反の畑を準備し、藍の種≠求めておられ、種の要望が届き、喜んで送らせて頂きました。由良川藍の種≠ェ被災地で芽をふき、立派に育ち、藍染めに成功される事を心から願い応援したいと思います。





今年も絞りの講習会≠開きます。
ぜひご参加ください。

 と き 4月14日(日) 午前10時〜午後3時
  ところ 庵我教育集会所
  内 容 白影絞り
  参加費 3,000円(材料代別)
  申込み 4月10日まで





藍を一緒に作りませんか
藍の発芽と畑の準備
花城正明

 3月に蒔いた種が芽を出しました。3月の突風でビニ−ルのトンネルも飛ばされた方も多いのではないでしょうか。修復はできましたか。
 4月は苗がグンと成長します。5月の定植に備えて植える畑の準備が必要です。  染めるための藍を収穫する為にどれくらいの広さがいるかということですが、5kgの乾燥葉が穫れれば90gのポリバケツ一杯の染め液ができます。5kgの乾燥葉を穫るには苗は100株要ります。広さは株間50cmとして畳5枚くらいの広さがあれば大丈夫です。
 そういう目安で畑には有機肥料などを施し準備をしておくことです。5月6日に藍の家で定植の実施と講習会もやります。ぜひ一緒にどうぞ。



 第16回藍まつり
  実行委員会を開きました


 「藍まつり」まであと三ヶ月たらず。3月17日に実行委員会を開きました。まつりの内容・作品づくりにむけた日程・会員皆さんへの協力依頼の内容などを話し合いました。
 詳細は別途「まつりニュース」でお知らせしますのでみなさんの協力を心からお願いします。



 丹後の後藤さんから
  うれしい協力の申し入れ

 毎年の藍まつりで好評の香袋≠提供して下さっている後藤さんから、まつりの日程が早いので香袋創りがムリ、他の作品で協力をと、Tシャツ6枚∞ガーゼタオル10枚≠フ協力申し入れ! 早速、材料を送らせて頂きました。



一つ上へ