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藍ニュース(2013年7月1日号)
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6月23日に開催された、由良川藍まつりの模様をギャラリーのページにアップしました。
「第16回由良川藍まつり」350人の来場者で成功
藍染作品50種650点以上が並ぶ
藍まつりご苦労さまでした
東日本大震災支援物資も人気集まる
第16回を迎えた今年の〝藍まつり〟は会場を厚生会館に変え、由良川藍染の作品展示・即売と本藍染体験会の内容で開催しました。11時の開場を待たずしてドッと入場、会場狭しの混雑模様で始まりました。新しく取り組んだ〝東日本大震災支援物資コーナー〟にも関心が寄せられ、良好の販売風景、由良川藍染め作品に寄せられる厚い思いの伝わる会場となりました。
当日は、型・藍染作家の内藤先生ご夫妻や工房「風の布・パピヨン」の斉藤先生とお仲間の方々にもご来場いただき、成功裡に終わることが出来ました。 3月の実行委員会の開催から4・5・6月の準備、お染めの日への積極的なご協力参加、また創意ある個人作品も含め、まつり成功への会員のみなさんの大きなご尽力の結果の成功と心から感謝します。本当にご苦労さまでした。お疲れさまでした。
東日本大震災支援コーナー
岩手沿岸地域の三つのグループから出展
由良川藍染め布から生まれ変わって見事な作品並ぶ
今年3月に由良川藍の種を送った事から始まった岩手県沿岸地域の被災者の皆さんとの交流が今年の〝藍まつり〟で具体的な活動に進み、〝支援コーナー〟を開きました。
大震災からすでに2年以上が過ぎた今日、遅々として進まぬ復興の中、毎日大きな不安を抱えながらも夢と希望を捨てず励まし合いながら集い、手作り作業の中、元気で励んでおられる三つのグループの皆さんから作品が届きました。私たちが5月に送った藍染め布に生命を吹き込み、見事に返り咲いた岩手特産の〝さけ〟の縫いぐるみ人形や〝花咲き織〟のバッグをはじめ、美味しい〝いかせんべい〟も含め、来場者の皆さんにも好評の中、販売が進みました。私たちにも元気をもらったコーナーとなりました。
今年も会員さんの新作品に人気集まる!!
〝藍大好き〟で集まった会員同好会、さすが藍染め布に夢と思いをこめて、今年も新しい作品を出品して頂きました。〝UVカットの手袋に座いす〟〝ベビー用下着〟〝バッグ〟〝額〟〝ストラップ〟〝子供ドレス〟等々、同好会恒例のTシャツ・ベスト・洋服とは別に会場に花をそえる作品として、今年も上々の人気を博しました。会員同士が学び合う場となっています。出品会員さんのご協力に感謝します。
昨年に続き、今年も体験教室は、本藍染めを体験して頂きました。小学生2人を含む11名が、ストール・ハンカチの染めに挑戦、担当の会員さんから絞り方を学んで、濃淡の染め分けで模様づくりなどをして、急な雨にも見舞われるなか、楽しく染め体験をして頂きました。世界にただ一つ、オリジナル作品にみんな満足!!
〝まつり会場〟で2名の新入会員さんを迎える!!
岩手沿岸地域の被災者グループの皆さんとの仲介をして下さった、京都の染織作家の斎藤先生が同好会に入会してくださいました。また、篠山市の前川さんが入会、今年に入ってから入会が続いています。エリを正して、新しい会員さんと共に「みんなが先生、みんなが生徒」を合言葉に広がる藍の輪の中で共に歩んでいきましょう。
〝きらら展〟~福知山市厚生会館
6/29・30 7/1 開催
由良川藍染作品の出展依頼を受け展示
毎年、冬と夏に開かれている総合商社の展示・販売としての催し〝きらら展〟に地元の作品展示として依頼があり、まつりのすぐ後でもあり、いろいろと検討しましたが、由良川藍染めの普及の一環としてお受けし参加しました。有志の皆さんの協力で、まつりの疲れがとれない中、三日間の展示を終えました。ご協力ありがとうございました。
6月25日に共同畑の草引きを実施
〝藍まつり〟の疲れの取れない25日に、早い方は7時半頃から、涼しい間にと、8人の方が参加して頂いて、共同畑の草引きを行いました。
前日の雨で少々ぬかるんでいて、長靴につく土を重く感じながら無言で必死の草引き。おかげ様で早い時間の11時前に終了。美しく藍のみどりだけが元気に生えた姿に満足感。大きく元気に育ってくれます様にと願って終わりました。ご参加下さった会員さん、ありがとうございました。
草引き後の藍の家の畑
投稿コーナー
花城 正明
6月やっと恵みの雨が降り、藍も勢いを得て大きく育ち始めました。皆さん如何ですか。藍と同じく雑草も勢いよく伸びてきます。こまめに草刈りをすることが大事です。土がぬれているので草も今は抜き易いです。
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