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藍ニュース(2013年10月1日号)

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第18回由良川藍染作品発表会

2013年11月30日(土)・12月1日(日)

テ-マ・要項も決まる!!


すべての会員が一人三点以上の出品を
一年の活動のまとめを自分の作品にして

 9月7日に、第18回発表会に向けて、実行委員会を開きました。
 日時・会場はすでにお知らせしている通り、11月30日〔土〕・12月1日〔日〕の二日間、福知山市厚生会館で行います。「発表会」は、同好会活動の一年のまとめの場として、各会員が作品に自分の思いを託して制作し、お互いが作品を通じて交流し学びあう場です。また藍を愛し活動を支えてくださる多くの府市民のみなさんに見て頂き、ご意見を頂き次へのステップとなる大切な場でもあります。今年は内藤先生を迎えての型染講座も開き、新しい技法を学ぶ事が出来ました。今日まで学んで来た絞り・筒描き・板締め等々様々な技法を使って、由良川藍ならではの美しい藍色で自分のオリジナル作品を作りましょう。 あと二ヶ月、まだ二ヶ月あります。昨年より一人でも多い会員さんの参加を訴えます。

「第18回藍染作品発表会」 要項

☆テーマ…『生命のつながり』
藍を育て作ることが生命のつながりです。作品は今まで通り自由に作って下さい。

☆作品出展…一人三点以上。
      出展料は一五〇〇円

☆作品申込〆切り…10月15日〔所定の用紙で〕DMやプログラム作成上、ご協力下さい。

☆作品搬入…11月29日〔金〕会場へ

☆特別展示…市展等入賞入選作品
 ・東北震災支援コーナー・平和のコーナー等設置予定

東日本大震災後の障害者支援団体
「耕絲館(こうしかん)」ぺっこずつ への支援継続

 東日本大震災から二年六か月が過ぎました。今年3月、被災地で藍の栽培をと種を送り、5月には手仕事用にと藍染布を送ったのがきっかけで交流が始まった岩手のみなさんが、次への活動として、三陸沿岸被災者・障害者の手工芸を通しての交流を目的に「耕絲館」ぺっこずつ を起ち上げられました。連携協力団体として福知山藍同好会も加入したいと思います。個人会員も大歓迎です。引き続き支援活動にご協力下さい。

「耕絲館」ぺっこずつ
  代表  山崎 耀樹(てるたつ)
  〒026ー0022
   岩手県釜石市大只越町2ー7ー8
  TEL・FAX  0193ー22ー5051
  携帯  090ー8423ー2095

藍・型染講座を終了  講師~内藤英治先生
  受講生~14人そろって卒業

 8月19日よりスタートした内藤先生の指導による型染め講習は5日間の講座と延40日に渡る作品制作を経て14人全員が合評、卒業を迎える事が出来ました。
 9月27日に庵我教育集会所で型染め講習の合評会を行いました。合評会では一人一人が自分の作品を紹介しながら他の人の意見も聞き、そして内藤先生の講評を受けました。全員が自分の技法向上のための、良い機会になったと感じています。
〔花城正明〕

内藤先生の講評概要
 オリジナルを追及するのは自分が良いと思うものを追求して描いていく中で発見していくことが多い。普段何気なく見ている物に気が付いて不思議な事が思い浮かんでくる。それを藍の濃淡に落とし込む難しさがある。それをどう作品として表現するか、自分がしたいと思っているものに如何に近づけたかという事が大事になる。
 作品を作るのは努力、意志力が要る。キチンと思っていないと藍の強さに負けてしまう。しっかりと持つことが大事である。
(抜粋)



台風18号により被災された皆さんにお見舞申しあげます

今回の台風18号により被害を受けられた会員のみなさんに心からお見舞い申し上げます。被害が大きかった京都府、中でも由良川流域の福知山の被害状況が連日報道される中、ご心配をおかけし多方面からお見舞いをお受けしました。紙面をかりて心からお礼申し上げます。藍の家も畑も少し高台にありますので無事でしたが、同好会の会員さんの中では、畑が2メートルも水没した所もあり、「水害にもめげず藍は泥だらけになりましたが、しっかりと立っています。二番刈りをして水で泥を落として乾燥葉にします。」との事。秋にはちゃんと花を咲かせる事でしょう。



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